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奄美大島のサシバ

BIRDS / 鳥

サシバ

タカ目タカ科サシバ属サシバ Butastur indicus

環境省レッドリスト:絶滅危惧II類(VU)

観察しやすい時期 10月・11月・12月・1月・2月・3月

サシバについて

全長はオス約47cm、メス約51cm、翼を広げると105〜115cmになる中型のタカ。頭部は灰褐色、体の上面と胸は茶褐色で、喉は白地に黒い縦線が入る。ヘビやトカゲ、カエルなどの小動物やセミ、バッタといった昆虫を主に捕食する。九州以北の本州・四国で繁殖し、繁殖を終えた個体が9月上旬から南西諸島を経由して東南アジアへ渡っていく。奄美大島は国内最大級の越冬地として知られ、10月中旬頃に渡りのピークを迎え、上空で多数の個体が輪を描いて上昇する「鷹柱」が観察できる。渡りきれずに越冬する個体も多く、例年約2000羽が11月から翌年3月頃にかけて滞在する。環境省レッドリストで絶滅危惧II類(VU)、ワシントン条約付属書IIに掲載されている。ねぐらにしている林の周辺では、大声や急な動き、フラッシュ撮影で個体を驚かせて余計な飛行をさせないよう、離れた場所から静かに観察する。

観察するときの注意

奄美の生き物は、写真におさめて楽しみましょう。生き物によっては、法律や条例で捕獲・採集・持ち出しが禁止されています。国立公園内の特別保護区では、採集そのものが禁止されているエリアもあります。それぞれの生き物のページで注意事項を確認し、訪れる場所のルールも事前に確認してから観察してください。

野鳥は捕まえて持ち帰るようなものではなく、驚かせずに観察・撮影を楽しむ生き物です。十分な距離を保ち、鳴き声の再生(プレイバック)や餌で呼び寄せることは避けてください。営巣中や繁殖期は親鳥やヒナが特に敏感で、近づいたり物音を立てたりすると抱卵放棄や巣立ちの失敗につながるおそれがあります。夜間の撮影ではストロボや強い照明の使用を避け、営巣場所が特定できる情報をSNS等で公開しないようにしましょう。

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