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奄美大島のアマミヤマシギ

BIRDS / 鳥

アマミヤマシギ

チドリ目シギ科アマミヤマシギ Scolopax mira

捕獲・譲渡禁止(国内希少野生動植物種)

観察しやすい時期 2月・3月・4月・5月

アマミヤマシギについて

全長約35〜36cm。奄美群島と沖縄諸島にのみ生息する日本固有種で、奄美大島・加計呂麻島・請島・与路島・徳之島で繁殖が確認されている。近縁のヤマシギに似るが、脚が長く全体的に黒みがかり、他のシギ類よりずんぐりとした体つき。常緑広葉樹林の薄暗い林床を好み、日没から日の出にかけて活発に活動し、地面でミミズや昆虫を採る。朝夕の薄暗い時間帯や満月の夜に特に活発になる。繁殖期は2月から5月頃で、夕暮れ時にはオスが縄張りや求愛のために飛び回る「ディスプレイフライト」を行うため、この時期は姿を見つけやすい。林内の地上に営巣し、3月から5月頃に2〜4個の卵を産む。1993年に国内希少野生動植物種に指定された。フイリマングースの根絶や森林伐採量の減少に伴う森林の回復により個体数は緩やかな回復傾向にあり、2026年3月の環境省第5次レッドリストでは絶滅危惧II類(VU)から準絶滅危惧(NT)に引き下げられた。ただしノネコによる捕食などの課題は残っている。

観察するときの注意

奄美の生き物は、写真におさめて楽しみましょう。生き物によっては、法律や条例で捕獲・採集・持ち出しが禁止されています。国立公園内の特別保護区では、採集そのものが禁止されているエリアもあります。それぞれの生き物のページで注意事項を確認し、訪れる場所のルールも事前に確認してから観察してください。

野鳥は捕まえて持ち帰るようなものではなく、驚かせずに観察・撮影を楽しむ生き物です。十分な距離を保ち、鳴き声の再生(プレイバック)や餌で呼び寄せることは避けてください。営巣中や繁殖期は親鳥やヒナが特に敏感で、近づいたり物音を立てたりすると抱卵放棄や巣立ちの失敗につながるおそれがあります。夜間の撮影ではストロボや強い照明の使用を避け、営巣場所が特定できる情報をSNS等で公開しないようにしましょう。

この生き物は「捕獲・譲渡禁止(国内希少野生動植物種)」に該当します。法律により捕獲・採集・譲渡が禁止されています。

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