ABOUT
オオトラツグミについて
全長約30cm。奄美大島にのみ生息する留鳥で、黄褐色の地に虎柄のような黒い斑紋が入る。国の天然記念物、国内希少野生動植物種に指定。林齢の高い広葉樹林の薄暗い林床を好み、ミミズなどを食べる。繁殖期の2月から4月初旬には、夜明け前や夕暮れどきの薄暗い時間帯に「キョローン、ツィーッ」という澄んだ美しい声でさえずる。かつては森林伐採や外来種の影響で「幻の鳥」と言われるほど数を減らしたが、近年は森林の回復とともに生息数が回復傾向にあり、2026年3月の環境省第5次レッドリストでは絶滅危惧II類(VU)から準絶滅危惧(NT)に引き下げられた。
SAFETY
観察するときの注意
奄美の生き物は、写真におさめて楽しみましょう。生き物によっては、法律や条例で捕獲・採集・持ち出しが禁止されています。国立公園内の特別保護区では、採集そのものが禁止されているエリアもあります。それぞれの生き物のページで注意事項を確認し、訪れる場所のルールも事前に確認してから観察してください。
野鳥は捕まえて持ち帰るようなものではなく、驚かせずに観察・撮影を楽しむ生き物です。十分な距離を保ち、鳴き声の再生(プレイバック)や餌で呼び寄せることは避けてください。営巣中や繁殖期は親鳥やヒナが特に敏感で、近づいたり物音を立てたりすると抱卵放棄や巣立ちの失敗につながるおそれがあります。夜間の撮影ではストロボや強い照明の使用を避け、営巣場所が特定できる情報をSNS等で公開しないようにしましょう。
この生き物は「捕獲・譲渡禁止(天然記念物)」に該当します。法律により捕獲・採集・譲渡が禁止されています。







