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奄美大島のリュウキュウコノハズク

BIRDS / 鳥

リュウキュウコノハズク

フクロウ目フクロウ科コノハズク属 リュウキュウコノハズク Otus elegans elegans

IUCNレッドリスト:準絶滅危惧(NT)

観察しやすい時期 4月・5月・6月・7月

リュウキュウコノハズクについて

全長22cm、日本最小級のフクロウの仲間。全身が褐色で細かな虫食い状の斑が入る。奄美大島以南の南西諸島に周年生息する留鳥で、成熟した森だけでなく人家近くの林でも見られる。夜行性で、日没後に「コホッ、コホッ」という低い声を繰り返し、メスが「ニャッ」と応えるように鳴くこともある。昆虫やクモ、ヤモリなどを捕食する。樹洞やキツツキの古巣、オオタニワタリの葉陰などに営巣し、繁殖期の4月から7月頃に4〜5個の卵を産む。抱卵はメスのみが行い、雛への給餌は雌雄で協力して行い、7月頃に巣立ちを迎える個体が多い。巣立ち前後のヒナは飛翔がまだ不安定で、地面近くの枝に降りていることがあるが、拾い上げたり長時間ライトを当て続けたりせず、そっとその場を離れる。鳴き声自体は繁殖期に限らず一年を通じて聞こえる。IUCNレッドリストでは準絶滅危惧(NT)に指定されている。

観察するときの注意

奄美の生き物は、写真におさめて楽しみましょう。生き物によっては、法律や条例で捕獲・採集・持ち出しが禁止されています。国立公園内の特別保護区では、採集そのものが禁止されているエリアもあります。それぞれの生き物のページで注意事項を確認し、訪れる場所のルールも事前に確認してから観察してください。

野鳥は捕まえて持ち帰るようなものではなく、驚かせずに観察・撮影を楽しむ生き物です。十分な距離を保ち、鳴き声の再生(プレイバック)や餌で呼び寄せることは避けてください。営巣中や繁殖期は親鳥やヒナが特に敏感で、近づいたり物音を立てたりすると抱卵放棄や巣立ちの失敗につながるおそれがあります。夜間の撮影ではストロボや強い照明の使用を避け、営巣場所が特定できる情報をSNS等で公開しないようにしましょう。

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